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重機災害防止に関する安全講習を受けて

 皆さんお疲れ様です。今回、元請け様開催による重機災害防止に関する安全講習を受講して来ましたので、受講内容を一部紹介いたします。

目次

過去の災害事例から重機災害防止、再発防止策を学ぶ

 過去に起きた重機災害の事例をいくつか見せて頂きました。

  • バックホウのオペレーターがいない間に、違うオペレーターがバックホウを運転。操作前にマルチレバーを変更せず、誤って違う方向に旋回してしまい、バケットが近くにいた作業員の頭部をぶつけてしまう。
  • バックホウの作業半径内に、作業員が立ち入ってしまい、バックしてきたバックホウに追突される。
  • バックホウの作業半径内の作業員が、オペレーターの死角に入り、バックホウの旋回時にバケットが作業員にぶつかる。

 これらの痛々しい災害を今後なくす為、過去の事例から今後の重機災害防止、再発防止策を学びます。

  • 当日の作業を確認し、作業手順書を全作業員で見合わせながら当日の作業内容、危険ポイント等を確認する。作業手順書に不備がないか、内容の精査を行う。
  • 作業計画書の作成を行う。重機の型式、オペレーターの名前と免許番号、その他を記入。、又、当日の作業内容、作業順序、人員配置(作業員、合図者、誘導員等)重機の位置、バリケートの位置等を図にて記入し、関係作業員全員にサインをもらう。

図を書くときは具体的に分かりやすく

  • KY作業指示書の作成。当日の作業内容の中から危険ポイントを3点あげ、一番リスクの高い物の対策を3点挙げる。危険ポイントに対しての対策をリスクアセスメントを行い記入する。一番リスクを低減できる対策をチーム行動目標の設定する。関係作業員全員にサインをもらう。
  • 重機の作業前点検、マルチレバーの確認を行い操作ミスのない様にする。
  • オペレーターは必ず有資格者とし、資格証を携帯する事。
  • 重機の作業範囲を、カラーコーンやバリケート等を使用し区画。重機作業範囲の立入禁止措置を講じる。区画部を超えて勝手に入ってこない様に作業員全員に周知させる。
  • 合図者を配置させ、オペレーターと合図者は前もって一定の合図を決めておく。(グーパー等)合図を出し、確認しながら作業を進める。
  • 重機未使用時はアーム、バケット、ブレード(排土板)を地面におろしエンジンを停止し、キーを抜く。

この様な形で地面に降ろし停止する

 以上、要点だけを何点か挙げての受講内容の報告でした。今回の受講では過去の災害事例等を踏まえて、今後の重機災害防止の対策を学びました。重機は現場では欠かす事の出来ない便利な機械である一方で、ひとたび災害が発生すると死亡災害などの重篤災害に直結します。当社では今後も重機作業を引き続き行っていきます。重機災害防止対策を行い、安全に作業していきましょう!

皆さんお疲れ様です。今回、重機災害防止の安全教育を受講させていただきました。受講前も重機作業時は、重機災害の無い様、安全作業を意識しておりましたが、今回の受講でさらに様々な内容を学ばせてもらいました。一歩間違えると重篤災害に繋がる重機作業です。今後は、今回学ばせてもらった事を生かして、自分は勿論、他の作業員にも重機災害を起こさせないよう、安全対策を講じる。また、これらの対策の指導にも努めてまいります。

 第二工事部 部長 陶山翔伍

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