|
6月に入って(梅雨入り、熱中症対策等)
皆さんお疲れ様です。6月に入り当社の請負物件も、竣工前の外構工事や仕上げ工事、基礎工事中、新規の現場の着工が始まるなど、おかげさまで各社員が忙しい日々を送っている事かと思います。
しかし、今年は遅れている様ですが、6月後半くらいから梅雨入りが予想されます。土工事や外構工事では、雨がかなり工事に影響されます。
降雨時での作業中の災害や、品質の低下等を起こさない様、雨の日を見越した工程管理、やむを得ず作業する場合の安全管理をしっかり行なって下さい。
梅雨が明けると本格的に暑い夏がやってきます。熱中症対策をしっかり行なって暑さにも負けず頑張っていきましょう!
会議で様々な議題を挙げ、意見交換を行う
今月もいつも通り、社長を中心に、各部長や社員が今後の現場での注意事項や報告事項の発表等を行い、様々な発表や意見交換が行われました。
議題の中からいくつかを抜粋し、下記にリストアップ致します。
会議議題内容
- 現場での環境整備について。(片付け、整理整頓等を行い、綺麗で清潔な現場を目指す)
- 全国安全週間について(7/1~7/7 準備期間6/1~6/30)現場で今一度、不備や不安全行動を見直す。
- 2トン以上のトラックの昇降設備設置の義務化をもう一度見直し、より具体化する。
- 決算報告や今後の社員の評価基準の説明。
- おかげ様で忙しくさせてもらっているが、調子がいい時こそ気を緩めず、もう1度気を引き締める。
- 今後も、元請け様の設計図に基づいた施工を行い、信頼を裏切る事の無いような仕事を続けて行く。また、施工写真のこまめな撮影等の実施を行う事。
- 夏季中での熱中症対策の具体的な方法と、熱中症になってしまった時の対処法を社員一律で決定する。
- 第1工事部で6月の現場の進捗と人員配置、新規物件の説明。
トラックの昇降設備の設置の義務化について
今回も様々な議題が挙がりました。挙がった議題から一つ取り上げ、少し深掘りしていきたいと思います。
今回は2トントラック以上のトラック昇降設備の設置の義務化について書いていきます。
ダンプトラックでの昇降設備の設置
陸上貨物運送事業における労働災害で最も多いのが「墜落・転落」であり、2022年度は4,294人にのぼる労働者が「墜落・転落」による労働災害に遭いました。
当社では2トン、3トンダンプを主に使用しております。ダンプの荷台に昇降し荷役作業を行う際、つまづき、又はバランスを崩し、墜落や転落してしまう可能性があります。
ダンプにおいても昇降設備の設置義務は例外ではありません。最大積載量が2トン以上のトラックには昇降設備の設置をしないといけません。
昇降設備の設置義務に関する規定は、貨物自動車の最大積載量と荷役作業を行う高さによって定められているため、貨物自動車の荷台の形状や種類に関わらず基準を超える車両には昇降設備の設置が必要です。
厚生労働省での規定では、次のように事故防止のためにトラックの昇降設備の設置が必要だとしています。
トラックの昇降設備の設置の規定(引用:トラックでのの荷役作業時における安全対策強化 厚生労働省)
どのような昇降設備を設置したら良いか
では具体的にどのような昇降設備を設置したら良いかを確認してみます。「安全な昇降設備」とはどのようなものでしょうか。厚生労働省の資料では、次の要件を備えた設備であるとしています。
トラックの昇降設備の設置の規定(引用:トラックでのの荷役作業時における安全対策強化 厚生労働省)
会議風景
まとめ
6月の会議も様々な議題を挙げての意見交換を行いました。これからの会社や社員の向上の為に勉強になったかと思います。
その中でトラックの昇降設備の設置の内容について少し深めに取り上げました。今後もトラックでの荷役作業時に転落や墜落災害をなくす為、昇降設備をしっかり使用し安全作業を心がけましょう。
また、その他の議題も頭に入れて今後の仕事に生かして下さい。今月も安全作業で頑張りましょう。